自宅で手軽にできる英語テストないかしら?
TOEICや英検は、就活などにも使われる有名な英語テスト。
出題される問題のレベルも高く、試験時間も長め。また、なりすましなどの不正ができないように、指定された試験会場で受験します。
ただ、趣味で英会話を楽しんでいる人が、力試しをしてみたい場合には、ちょっとハードルが高いかもしれません。(これは、まさにわたしのこと…)
ちなみに、わたしは半年前にオンライン英会話を始めた50代。
- 本業が運送屋の54歳オバサン
- 子どもがオンライン英会話を始めたのをキッカケに自分も開始
- 日常英会話ができるようになりたい
- 車の運転中に瞬間英作文をやるのが日課
- 初めてのCASECは755点
- 最近のTOEICは625点(2023年9月受験)
わたしは「TOEICや英検ほど本格的じゃなくて、もっと気軽にチャレンジできるテストはないかなぁ…」と思っていました。
あなたも、そんな英語テストがあったら、受けてみたいと思いませんか?
そこで発見したのが、CASEC(キャセック)というオンライン英語検定。
- 今の自分の英語力を知りたい
- スキマ時間に自宅で受けたい
- リーズナブルな料金だとうれしい
- TOEICや英検での目安が知りたい
この記事では、実際に受験したわたしがCASEC(キャセック)がどんなテストか紹介しますので、ぜひ参考になさってください♪
\CASECは手軽に力試しできる英語検定!/
CASEC(キャセック)の特徴とメリット
CASEC(キャセック)は、自宅で、短時間で、リーズナブルな料金で受験できるテストです。そして、タイムマネジメントが楽♪
CASECとは?
CASEC (キャセック)とは、「Computerized Assessment System for English Communication」の略。
公益財団法人「日本英語検定協会(英検)」が基礎開発をして、JIEM(株式会社教育測定研究所)が開発・運営をしています。
2001年10月に始まり、受験者数は累計288万人以上(2022年3月末時点)で、企業や学校でも導入されています。
マイナビなどの就活サイトでも、英語力を測るテストとして、CASECが利用されています。
CASECができてから21年位。50代のわたしが若い頃にはありませんでした。今は便利ないい時代ですね♪
申込・受験・結果まで短時間で完了!
CASECは、パソコンとインターネット環境があれば、24時間いつでも受験できます。申し込みをしてクレジットカード決済を済ませたら、直後に受験可能。
TOEICや英検などは、数か月前に申し込みをして、体調を整え、当日は早めに会場に行って…と、忙しい人にとっては結構しんどいですよね。
その点、CASECは申込から結果まで1時間ちょっとで完了するので、スキマ時間でオッケー。
受験時間も約40~50分と短時間なので、集中力をキープしやすいのも魅力。
CASECは、個人の能力に合わせてテスト問題が変化する適応型のテストなので受験時間が短時間で済むのです。
「え?どうゆうこと?」と思いましたが、受験してみてわかりました。
解答の正誤で、次に出題される問題の難易度が変わるのです。
正解すると次はむずかしい問題になり、まちがえるとかんたんな問題が出てきます。
TOEICや英検のように、単純に正解数だけでスコアを出すのではなく、受験者が安定して解答できるレベルを探って出題されるので、より精度の高いスコアが出ます。
英語初心者さんが、上級者と同じ問題を解かなくちゃいけないのは、結構ストレスですよね?でも解けるか解けないかギリギリのレベルの問題が出てくるので、できた感を味わえますし、短時間で済みます。
そして、テスト後すぐにスコアが表示され、印刷して履歴書に添付することも可能。就活などに使いたい時に、何週間も結果を待つ必要がありません。
こんな感じのスコアレポートです↓
今すぐ受験したい方は、コチラからどうぞ→CASEC(キャセック)
リーズナブルな料金(3,667円)
CASEC の料金は3,667円で、他社と比べて安価です。
たとえば、TOEICや英検の受験料と比較してみます。
受験料(税込) | |
CASEC | 3,667円 |
TOEIC L&R | 7,810円 |
英検 | 3級:7,900円 準2級:9,200円 2級:9,700円 準1級:10,700円 1級:12,600円 |
CASECの料金は、TOEICや英検の半額くらいで、リーズナブル!
安くてお財布にやさしいので、定期的に力試しするのにもってこい♪
タイムマネジメントが楽
CASECは、4つのセクションに分かれていて、各セクション内に問題が11~17問あります。そして、1問につき解答時間が決まっていて、制限時間が来ると自動的に次の問題に切り替わる形式。(制限時間を待たずに『NEXT』(次へ)のボタンをクリックすると、ドンドン次の問題を解くことができます。)
たとえば、TOEICは、1問解いたら次の問題を先読みしておくとか、全体の時間配分などを気にしながら解いていくなどのスキルが必要になります。これってとても慌ただしいですよね?…というか、わたしにはその気力がありません(汗)
CASECは、目の前の問題に集中すればいいので、とっても楽!
CASECのデメリット
いいところばかりのCASECですが、デメリットに感じたところもあります。
パソコン操作やタイピングが苦手な人には不利
パソコン操作が苦手な人は、慣れないとオタオタするかもしれません。
CASECの問題は、4つのセクションがあり、そのうち3つは4択問題でクリックして解答します。ただ、4つ目はディクテーション(書き取り)で、英単語をタイピングして解答します。
1問につき3回読まれた後、カウントダウンが始まり、解答時間は1問につき120秒。
120秒って結構長いのですが、アルファベットをタイピングするのに慣れていないと慌てるかもしれません…
タイピングするときには、英単語のスペルをミスしないように注意しましょう。
問題の解答や不正解の箇所は非公表
CASECは、解答や不正解の箇所は公表されていないので、どこで間違えたかなどを復習することはできません。
でも、フィードバックが充実しているので、今後の学習に役立てることができます。
今後、不正解のところを復習できるように改善されるといいなぁと思います。
監視されていないのでカンニングも可能?
CASECは自宅などでオンラインで受験できるのがメリットなのですが、裏を返せば監視の目がありません。
あくまで自分の英語力を知ることが目的なら、カンニングしないと思いますが、就活や企業の昇進などに使いたい人は、高いスコアをとるために必死ですよね?
でも、CASECは、正解すると次の問題がさらに難しくなるシステムなので、電子辞書などで調べまくるのは大変そう…と想像します。ただ4番目のセクションはディクテーション(書き取り)で、スペルを確認するのは時間的に可能。(そもそも聴きとれない場合はスペルチェックも難しいかもしれませんが…)
ただ、高いスコアをとってめでたく就職できたとしても、実力とのギャップがあると後々しんどいのでオススメできません(汗)
カンニングが可能だという点で、CASECのスコアのみだと、採用担当者が疑う可能性もあるかな?と思いました。
就活でアピールする場合は、TOEICや英検の結果もあわせて履歴書に載せることをオススメします。
CASEC・TOEIC・英検の比較
CASEC・TOEIC・英検の比較表
CASECの魅力を知るために、TOEICや英検と色んな面で比較してみましょう。
※TOEICにはIPテストがありますが、団体受験向けで、個人は受験できません。また、英検にも英検S-CBTがありますが、テストセンターで受験することになっています。なので、今回は会場で受ける従来型との比較をしました。
TOEICや英検もオンラインで受験できるようになっていますが、手軽に個人で自宅で受験するなら、CASECの魅力が光ってますね!
英語コミュニケーション能力判定テスト「CASEC(キャセック)」
CASECは、TOEIC・英検のスコアに換算できる!
CASECの魅力はわかったけど、さすがにTOEICや英検の知名度にはかないません(汗)
そこで、CASECのスコアをTOEICや英検に換算することで、おおよその目安を知ることができます。
まずは、TOEICスコアとの目安対応表がコチラ↓
出典:CASEC公式サイト( 目安表示 | CASEC(キャセック) – TOEICスコア)
次は英検の級との比較です。
CASECのスコアで、英検を受験した場合の合格率がわかります。
出典:CASEC公式サイト( 目安表示 | CASEC(キャセック) – 英検級の目安)
これらの比較表は、受験後に表示されるフィードバックに掲載されてきます。
CASECを知らない人にも、TOEICや英検の目安値がわかれば大体の英語力を伝えることができますね♪
CASECの出題内容
CASECは、4つのセクションで構成されています。
- 語彙の知識
- 表現の知識
- リスニングでの大意把握力
- 具体情報の聞き取り能力
①②はリーディング、③④がリスニング。
①~③は4択で、④はディクテーション(書き取り)なので、パソコンで文字を入力します。ここはタイピングスキルが必要になります。
『CASECガイドツアー 』から、各セクションの問題をお試しできます。
練習問題を見ておくと、実際のテストの予行練習になりますよ!
①語彙の知識
日常生活・学校生活・ビジネスの場などでよく使われる語彙の知識を測定するセクションです。
- 問題形式:空所補充
- 回答形式:4択
- 問題数:16問
- 回答時間:60秒
- 配点:250点
②表現の知識
日常生活・学校生活・ビジネスシーンの会話の中で使われる表現の知識や用法を測定するセクション。
- 問題形式:空所補充
- 回答形式:4択
- 問題数:16問
- 回答時間:90秒
- 配点:250点
③リスニングでの大意把握力
会話やニュース、機内放送などを聞いて、その内容の大体の意味を理解する能力を測定します。
- 問題形式:リスニング
- 回答形式:4択
- 問題数:17問
- 回答時間:60秒
- 配点:250点
④具体情報の聞き取り能力
ディクテーション(書き取り)問題です。3回読み上げられるので、空所に入る単語をタイピングして解答します。
- 問題形式:リスニング
- 回答形式:ディクテーション(書き取り)
- 問題数:11問
- 回答時間:120秒
- 配点:250点
全部で60問。1問当たりの制限時間をめいっぱい使った場合でも、1時間半はかかりません。サクサク解答していけば約40~50分です。
CASEC受験の流れ
CASECの受験の流れは以下の通り。すぐに受験したい方は、クレジットカード払いにすると、受講料支払い直後に受験可能です。
①動作環境をチェック
公式サイトの「CASEC 環境チェック 」から、動作環境、音声、インターネット接続などを確認しましょう。
②「CASECガイドツアー 」で、テストの練習問題を見て流れを確認。
③CASEC(キャセック)の新規登録をして、ログイン。
新規登録はこちらからできます↓
④チケット購入(受験料はチケット制で1回分税込3,667円)
支払方法はクレジットカード払いとコンビニ払いから選べますが、すぐに受験したい場合はクレジットカードを選びましょう。
⑤受験
⑥スコアが出たら必要に応じて印刷(履歴はマイページに残ります)
まとめ:CASEC はこんな人にオススメ
自宅でスキマ時間に受験できるCASECについて紹介してきました。
まとめると
- 英語の力試しをしたい
- TOEICや英検はハードルが高い
- 自宅てスキマ時間に受験したい
- 費用をできるだけ抑えたい
コロナのご時世、オンラインで英語検定が受けられるのはありがたいですよね。
普段の英語学習の力試しに、ぜひCASEC(キャセック)を活用してみてください♪
\気軽に自宅でオンライン英語検定!/
ちなみに「楽しく継続して学びながらTOEICのスコアを伸ばしたい!」と言う人にはコチラの記事がオススメです↓
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