「オンライン英会話をやってみたいけど、勇気が出ない…」
「何も話せないし、恥ずかしい…」
そんな気持ち、よく分かります。
実はわたしも心配性で、オンライン英会話を始める前は、すごく不安でした。
でも「かんたんな英文を言えるように練習しておけば、安心かも…」と思って、瞬間英作文をやってからオンライン英会話をスタート。
すると、最初の一言が出やすくなって、思っていたより緊張せずに話せました。
この記事では「オンライン英会話をやってみたいけど勇気が出ない」または「外国人講師を目の前にすると何も話せなかった」という方に向けて、わたしが実践した「不安を減らして安心して話せるようになる3つのステップ」を紹介します。
オンライン英会話は、実はスポーツ(野球の試合など)と似ています。試合に出る前にルールを覚えて、素振りなどの基礎練習が必要です!
話せないまま始めるのはもったいない

オンライン英会話は、家にいながら英会話ができるとても良い環境です。でも、まったく準備をせずに始めると講師の話が理解できず、沈黙してしまうことがあります。
これは、ルール(文法)を知らずにいきなり野球の試合に出るようなもの。
またピッチャー(講師)が投げたボール(英語)を、どう打てばいいかわからない状態です。
そして「バットにボールが当たらなかった(英語が話せなかった)」と落ち込んで、結局やめてしまう…それはとてももったいないです。
わたしはオンライン英会話を始める前に少しだけ練習をしたことで、「何も話せない」「沈黙して終わる」ということはありませんでした。
オンライン英会話も野球と同じ。
ルールを学び、基礎練習をしてから試合に出れば、結果はまったく違ってきます!
STEP1:ルールを知る=中学英語を復習

どんなスポーツも、まずはルールを知らなければプレーできません。
英会話の“ルール”にあたるのが文法です。
実は、英会話の9割は中学英語でできています。
中学で習った“be動詞・一般動詞・助動詞・疑問文・時制”などの基本文法を思い出すだけで、文章の理解力がぐっと上がります。
そして、ここで言う「英会話の9割」というのは、日常英会話のこと。
自己紹介や趣味、旅行、買い物など、ほとんどの会話は中学英語だけで通じるんです。
たとえば、「昨日なにしたの?」「明日はどこ行くの?」「どんな映画が好き?」
といった会話はすべて中学レベルの文法です。
つまり、新しく難しい文法を覚えるよりも、中学英語という“試合の基本ルール”を思い出すことが近道です!
おすすめ教材は『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』(学研)です。図解が多くやさしい説明なので、初心者さんでも取り組みやすいです。
また、動画で学びたい方には、ダイジュ先生のYouTube動画もおすすめです。おもしろくてテンポよい解説なので飽きることなく学べます。
関西弁のマシンガントークでとってもおもしろいし、教え方が上手いです!
STEP2:素振り=『瞬間英作文』+AI(ChatGPT)で打撃練習!

野球選手は試合でいきなりバットを振るわけではありません。
まずは素振りでフォームを覚え、次に実際のボールを打つ練習をします。
英会話も同じで、最初は文の型を覚える素振り(瞬間英作文)、次に相手がいる打撃練習(AIで会話)という順番で練習しましょう。
素振り=瞬間英作文トレーニング
まずは、正しいフォーム(文の型)を覚える段階。
日本語の文を聞いたら、3秒以内に英語にする練習を繰り返します。
これは、バットの素振りと同じ。
ボールを打つために正しいフォームを体に覚え込ませるように、英語も“文の型”を口で反復して身につけていきます。
例:
「私は学生です」→ I’m a student.
「彼は毎日テニスをします」→ He plays tennis every day.
考え込まずに、反射的に英語を口から出すことが目的。
これで“打てるフォーム”が体に染みこみます。
瞬間英作文の教材として、わたしは 『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(森沢洋介/ベレ出版) を使いました。
このテキストでは、中学で習う単語と文法を使って、文の型を身につけることができます。
最初は空振りしても大丈夫!素振りを続ければ、必ずバットに当たる(会話できる)ようになります。
- 日本語を見てすぐ(3秒以内)に、声に出して英訳する。
- 答えを確認し、まちがえた文や詰まった文を3回音読。
- 無意識で言えるようになるまで繰り返す。
この練習を続けると、「英語を考える」から「自然に出てくる」に変わります。
最初は中一レベルの文でもスラスラ言えなかったのですが、繰り返すうちに口が英語に慣れてきました。
打撃練習=ChatGPTで会話アウトプット!
素振りでフォームが安定したら、次は実際のボールを打つ練習です。
英会話でいえば、AIを相手に“会話の打ち返し”を練習する時間です。
相手がいないと練習にならないのは野球も同じ。
ChatGPTなどのAIは、あなた専用のピッチャー。
何球投げても(話しかけても)文句を言わず、あなたのペースで会話してくれます。
色んなAIがありますが、わたしがよく使うのはChat GPT。まるで本当の人間みたいに会話できますので、ぜひ試してみてください。
たとえば、こんな風に話しかけてみましょう。
“Let’s practice a simple English conversation.”(簡単な英会話を練習しましょう)
“Please talk slowly. I’m a beginner.”(ゆっくり話してね。わたしは初心者です)
ChatGPTはあなたのレベルに合わせて“投球(英語)スピード”を調整してくれます。
わからない単語があれば「日本語で説明して」とお願いすればOK!
- 失敗しても気にならない : 恥ずかしさゼロで何度でも挑戦できる。
- 納得いくまで繰り返せる :苦手な表現を自分のペースで反復練習。
- 本番前の肩慣らしになる :外国人講師との会話に自然と慣れられる。
ChatGPTは、あなたのレベルに合わせてボールを投げてくれる最強の練習相手です!
STEP3:オンライン英会話で実践+録音復習

ここまで来たら、いよいよ試合(実戦)です!
素振り(瞬間英作文)と打撃練習(AI練習)をしたら、オンライン英会話という本番のフィールドに立ちましょう。
最初は日本人講師でもOK
初心者のうちは、いきなりメジャーリーグ(=外国人講師)に挑戦しなくてもOK。
まずは日本人講師という“安心チーム”で初試合を経験しましょう。
日本語が通じない外国人相手だと、やっぱり緊張しますよね。
日本人講師なら、日本語でフォローしてもらえるので、「緊張してバットが振れなかった(何も話せなかった)」という失敗を防げます。
慣れてきたら、少しずつ外国人講師にチャレンジ!
段階を踏めば、確実に打率(英会話力)も上がります。
録音して復習しよう!
せっかく試合に出ても、振り返りしないのはもったいない。
プロ野球選手が試合映像をチェックするように、自分のレッスン音声を振り返ることで「打ち損じ」や「改善ポイント」が見えてきます。
わたしは毎回スマホで録音して、後から聴き直しています。
すると、三単現のSを落としていたり、同じ表現ばかり使っていることに気づけるんです。
わたしはスマホの録音機能を使いますが、もともと録音機能の付いているオンライン英会話もあります。例えば、ネイティブキャンプは自動録音機能付きなので、レッスン記録が残るので、復習もラクです。
\自動でレッスン録音されてベンリ!/
【わたしが体験してよかった】おすすめオンライン英会話
初心者さんでも安心して始められるように、日本人講師の在籍するオンライン英会話を3つ紹介します。
まずは比較表で特徴をチェック
| サービス名 | 特徴 | 日本人講師 | 料金(目安) | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ネイティブキャンプ | 予約不要・受け放題/自動録音機能付き/アプリが使いやすい | ◎あり | 月7,480円(定額・回数無制限) | 忙しくても「話す回数」を増やしたい人/スキマ時間に練習したい人 |
| レアジョブ英会話 | カウンセラーが学習サポート/教材が体系的で初心者向け | ◎あり | 月4,980円〜(1日25分) | 学習の方向性を相談しながら着実に進めたい人 |
| ワールドトーク | 講師の大半が日本人/日本語フォローあり | ほぼ日本人講師 | 月3,300円〜(ポイント制) | 英語に慣れるところから始めたい人/緊張しやすい初心者 |
ネイティブキャンプ
特徴: 月定額で受け放題&予約不要!
5分だけでも受けられるので、忙しい人や「ちょっと話す練習がしたい」という人にぴったり。
日本人講師も多く在籍していて、自動録音機能付きなので復習も簡単です。
📍おすすめポイント
- 予約なしで「今すぐ英会話」ができる
- 日本人・外国人講師を選べる
- スマホアプリが使いやすい
👉 話す回数をとにかく増やしたい人に最適!
レアジョブ英会話
特徴: カウンセラーによる学習サポートがあるので、「どの教材を使えばいいか」「どう進めればいいか」が明確。
初心者向け教材も豊富で、英語の基礎をじっくり身につけたい方におすすめです。
📍おすすめポイント
- 専属カウンセラーに学習相談できる
- 日本人講師も選べる
- 質の高い講師が多い
👉 誰かと相談しながら着実に進めたい人に◎
ワールドトーク
特徴: 講師のほとんどが日本人で、初心者でも安心!
英語が全然出てこなくても日本語でフォローしてくれるので、初めてオンライン英会話に挑戦する方にぴったりです。
📍おすすめポイント
- 日本語で細かい質問ができる
- 発音・文法の基礎を丁寧に解説してもらえる
- 無料体験レッスンあり
👉 緊張せず、まず“英語に慣れる”ことから始めたい人におすすめ!
どのオンライン英会話も「無料体験レッスン」があるので、まずは1つ試してみて「雰囲気が合うか」「講師との相性」などチェックしてみましょう。
まとめ:勇気が出ない初心者さんでも「話せる自分」になれる
オンライン英会話は、始めるまでは怖いかもしれません。
でも、少し準備するだけで「怖い場所」から「安心して話せる練習場」に変わります。
- 『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』で基礎を復習
- 『どんどん話すための瞬間英作文』+ChatGPTで練習
- オンライン英会話で実践+録音で振り返り
結論、「何も話せない」「勇気が出ない」初心者さんでも大丈夫。
中学英語→AI練習→オンライン英会話の流れで、ちょっとづつ“英語が話せる自分”に近づけます。
いきなりオンライン英会話に飛び込む前に、少し準備をしてみましょう。
その一歩が、あなたのオンライン英会話体験をワクワクに変えるきっかけになります。


